様々な鍵について
自転車のチェーンやアタッシュケースに搭載されているダイヤル式の鍵の事をセサミ・ロックと言います。差し込む部分をボルトと言い、ボルトにはピンとなる突起がいくつかあります。数字が揃っている場合はスロットが揃っているのでボルトを置くまで差し込むことができます。もし数字が一つでもずれている場合、スロットが揃わず障壁となり奥まで差し込むことができません。また鍵を差し込んんだあと、ダイヤルを動かしスロットがずれる事で障壁となり、ボルトを引き抜くことが出来なくなります。これでロックする事が出来ます。ダイヤルを回すもの以外に押しボタン式の鍵もある。鍵の番号を忘れてしまった場合、感覚がつかめているプロであればさぐりによって鍵を壊さずに開ける事も出来るそうであるが、一般的には壊して開ける事が多いようである。防犯性でいうと簡易錠に含まれる為、固定できる鍵という認識でいるほうが良い。
スーツケースにはTSAロックなる特殊な鍵穴があいているものがある。これは米国連邦航空省運輸保安局が認定するメーカーに取り付けられ、空港内での荷物検査の際にこのTASロックがあるものは共通の専用鍵にて職員が開ける事ができるのである。もしTASロックの無いスーツケースで鍵をして預けた場合、荷物検査の際開ける必要があった場合は鍵を壊されてしまう。旅先で壊れたスーツケースを持ち歩くのは大変困りますし、鍵を開けたままに預けるのが不安な方はTASロック付きのスーツケースをご検討ください。